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1. 四十二才の同級生  投稿者:人妻 投稿日:2016/09/04(Sun) 09:47 No.12626

知恵子は自分の体の明らかな変化を自覚していた。由里と行った秘密の旅行以来である。
 目覚めたというのだろうか。とにかく体が常に軽く感じられて敏感になったと思う。夫と交わる時もこれまで味わったことのない頂に達して驚いたほどである。夫のテクニックは変わらない。だから自分が変わったのである。行為の最中、自ら頭上に輝く歓喜の星を目指して突き進んでいく感覚をはっきり意識した。

 その星は高ぶりの中で突如として現われる。それをひたすら追い求め、縋りつき、がっちりと掴み取って酔いしれるのである。だから自然と積極的になる。いつの間にか夫を組み伏せていたこともある。
「どうしたんだ、すごいな」
刺激を受けた夫もいつにない硬直で応じてきた。

 しかし火のついた知恵子の体をいつも満たす精力は五十を過ぎた夫には望めない。知恵子は四十二歳、熟女、女の盛りである。求める彼女を置き去りにして眠ってしまうこともしばしばであった。それに、息子は思春期である。気になって激しい行為はできない。
 悶々として繁みの奥へ指を這わせる。自慰の快感も以前と比較にならないくらい鮮烈になった。

 体そのものが変わったのか。脳の感受する部分がどうにかなったのか。ともかく、
(眠っていたあたしが目覚めたんだ……もともと持っていたものなんだわ……)
そしてその感覚はまだまだ広がっていきそうな予感すらある。
(体が求めているんだもの、満たしてあげなきゃ……でも……)
 こうなったのはあの旅行。初めて夫以外の男性と交渉を持ったあの夜からだった。
 

 ちょうどひと月前、その話は高校時代の親友の由里からもたらされた。
久しぶり再会に思い出話に花を咲かせたあと、由里がやや上気した顔を寄せてきた。
『見知らぬ男性との不倫旅行』……
(不倫……)
そんなこと、考えたこともない。……いや、妄想したことはあったか。一人で指を操りながら。……

 旅行といっても男と二人で行動するのではない。表向きは知恵子と由里の友人同士の旅行である。ありきたりのバスツアーに申し込み、相手の男も二人組で参加する。そして夜、それぞれの部屋でセックスをたのしみ、翌朝にはまた見ず知らずの他人として繋がりを遮断する。
(すごいこと考える……)
驚いて言葉もなかったが、聞いているうちにアソコが濡れてきてしまった。

 スナックを経営している友人が客の中から相手を見つけてくれるのだという。みんな素性の知れた長年の客だから心配はない。
『違ったセックスを知りたくない?』『相手にしてくれるのはいまのうちよ』『絶対にばれないんだから』……
「個人的な関わりは一切ないの。一夜限りの男」
想像もしなかった『遊び』に心が揺れた。

(夫を裏切る……夫以外の男を知らない……知りたい……)
「たまには『外食』したいじゃない。あたしもう三回も行っちゃった。ツアー代は相手がもってくれるの。負担なし。その上こっちには拒否権があるの。嫌だったら拒めるの」
説得されて好奇心が勝ったのだった。

 そして体験した不倫ツアー。緊張しつつも燃えたのは確かで、アソコを舐められたし、知恵子も一物を頬張って乱れた。だが、相手の顔は憶えていない。
 記憶が飛んだのか、わからないが、絶頂には至ってはいなかった気がする。それでも弾けて、鋭利な快感が貫いた。
 夫以外の男性との性交渉。その心理状態が昂奮の波を大きくしたものとみえる。終わってみると満たされた体の充溢感がない。

 由里と部屋で合流して話を聞くと、彼女も『イッテ』ないという。それどころか、
「今回の相手、物足りなかったわ……」
四回目となれば要領も分かっていて相当な期待をもっていたにちがいない。呆気なく終わってしまったとけだるそうに言った。

「ビールでも飲もうか」
「うん、飲もう」
結果はどうであれ大胆なことをしたというのに結構平気な自分に驚いた。それだけでなく、ふと、妙な気持ちに包まれた。
 冷蔵庫に向かう由里の後姿を何気なく目で追っていた時のことだ。浴衣の上からでも豊かな女の肉感がわかる。
 不意に秘所が疼き、
(彼女、満たされてないんだ……)
何とかしてあげたい……。そんな想いが滲んできた。自分ももやもやしている。同性に性的感情を抱いたことはない。
 秘密の旅に出た解放感だろうか。
 知恵子は一度言葉を呑み込んでから言った。
「由里……舐めてあげようか?」
由里は動きを止め、笑顔を消したあと、真顔になった。 

自分の体が変化したのは、むろん新たな『男』を知ったからだが、性感の網が全身に広がったもう一つの要因は由里との絡み合いだったように思う。
(あんなに温かくて柔らかい快感は感じたことがない……)
おそらく女同士だからこそ生まれる特有の錯綜があるのかもしれない。そう思わざるを得ないほど新しい感覚の心地よさであった。

(初めはふざけ半分だった……)
「舐めてあげようか?……」
昂ぶった気持ちがくすぶっていて言ったものの、『セックス』を考えていたわけではない。きっと由里は疼いて持て余しているだろうし、自分も体が熱かった。
「お風呂行こう。ビールは後回し」
乗ってきた由里も、まさか二人して『行き着く』なんて考えてもいなかっただろう。

 はしゃぎながら露天風呂に浸かっていると、由里が体を寄せてきた。
「ふふ……」
自然な笑顔だった。知恵子の方からも彼女に擦り寄り、
「いいお湯ね」
「ほんとね」

(あ……)と思ったのは彼女の手が腰をさすった時である。ぴくっと反応してしまった。直後、花弁の奥からじわっと潤いが絞り出されてきたのだった。
(いやだ……感じる……)
呼応するように知恵子の手も由里に巻きつき、見つめ合う二人の瞳は笑っていなかった。
 露天風呂には他の客はいない。知恵子は由里の乳房を手で包んだ。
「由里……何だか……感じてきちゃった……」
「あたしも……知恵……」
辺りを窺い、引き寄せられるようにキスをした。
「うう……」
舌が入ってくる。互いの体をやさしく撫でながら舌を絡め合った。

 内湯で物音がして慌てて離れた。体の熱は湯のせいばかりではない。とりわけ秘部は熟れた果実のように充血の疼きに熱せられていた。
「知恵、濡れちゃったわ……」
訴えるような由里の視線を受けて、知恵子は頷くだけで言葉が出てこない。
「そろそろ、出ましょう……」
それだけ言うのがやっとだった。

 部屋に戻ってからの二人は、あらかじめ手順を決めていたかのように交互に愛撫を交歓した。
 同性だから感じる加減がわかる。抱擁も互いを確かめ合うように掌が囁きとなって肌を行き来する。
「あうん……」
乳首の含み方も実にまろやかだ。だから快感もゆっくり上昇してゆく。男はちょっと雑なところがある。
(今度はあなた……)
「知恵、お願い……)
そうして二人して昇っていった。

 背中のほんの一部分に思わずのけ反って呻いてしまった『壺』があった。知恵子の反応を見逃さなかった由里は間を置いてそこを舌先で突いてきた。
 女同士の69……。これも体を知っている女の舐め方だった。貪るような男の激しさではない。蕾を捉えるタイミングがたまらない。

 地熱のように心底体が熱を帯びてきて、最後は由里が、
「くっつけたい……」
喘ぎながら体を横向きにして片脚を上げたので、知恵子も脚を開いて交差させた。少しずつ移動しながら濡れそぼった割れ目を押し付け合った。男女なら松葉くずしということになろうか。

 甘くとろけるような、緩やかな絶頂が襲ってきたのは間もなくのことである。
「由里……」
ほぼ同時に彼女も知恵子の名を呼んだ。
「知恵!いくわ、いく!」
二人で腰を振り、合わせ目を擦りつけた。この時は激しい。
(何という幸福感……)
意識が遠のいていく中で知恵子が思ったことだった。

 その後、二人は抱き合って眠った。夜中に何度か目が覚め、由里がそばにいることを確認すると何だかほっとして、抱き締めてふたたび眠りに就いた。

 その体験は深く心と体に刻まれたと知恵子は思う。それは由里も同じだったようだ。十日ほどして彼女から電話がきた。土曜日の夜、泊まりがけで遊びに来ないかという誘いである。
「誰もいないの。たまにはうちへ来ない?」
そのくぐもった声は知恵子の気持ちを騒がせた。それだけで目的は伝わった。


2  人妻 - 2016/09/04(Sun) 09:48 No.12627
    「ひと風呂浴びますか」
    由里はおどけてタオルを肩にかけた。
    「食事までまだ時間があるね」
    「うん……」
    浴衣に着替えるために服を脱いでブラジャーを外すと、後ろから由里が抱き付いてきた。
    「あ、由里、待ってよ」
    「ふふ……」
    乳房を揉まれ、項に唇を受けた。
    「由里……まだ早いわ。酔ってるの?」
    言いながら、知恵子はよろよろと腰を落としていった。
    心地よさが潤いに繋がり、知恵子も由里の体を抱き寄せていた。



     食事をしながら、知恵子は発熱したように体の不安定さを感じ続けていた。由里も顔が火照っている。結局風呂には行かなかったのだからそのせいではない。行くつもりだったのが、抱き合っているうちに素裸になって夢中になってしまったのだった。
    「ね、後にしよう……ね」
    「うん……」
    そう言いながら互いに弄る手の動きを止めない。止めないから快感が全身を巡り始める。膣がイソギンチャクみたいにきゅっと締まって、液が溢れてからはもういけなかった。駆け足で頂を目指していた。

     由里も息を乱して知恵子の上になり、下腹部へと唇を移動させていく。予感があり、
    「だめよ……そこまでよ。下はだめ。汚れてる」
    昨日の夕方に入浴してから丸一日経っている。
    「あとで、あとで……」
    体を捩る。陶酔感に包まれながらもそれだけは避けたかったし、由里もわかっていると思った。
    「うん、わかってる……」
    繁みに差しかかり、由里が言ったのでふっと力を抜いた時、
    (まさか!)の唇が花芯を捉えた。
    「うう!だめって言ってるのに!」

     あまりの刺激に由里の頭を押さえたまま体は逃れられない。快感が身の内を這いずり回る。
     由里の舌は亀裂を清めるようになぞり、ときおり不意をついて突起に触れてくる。
    「あう!汚いよ、由里、ごめんね、由里……」
    まるでうわ言だった。
    「ああ、感じる……」

    (このままイキそう……)
    道筋を確認すると由里を忘れていたことに気づいた。
    「由里、一緒に……」
    彼女の頭を撫でて促す。由里はいったん口を離し、四つん這いの恰好で知恵子の顔を跨いできた。
    「汚いよ」
    「いいの。来て……」
    (自分は舐めておいて……)

     開いた股が顔に近づく。割れ目を縁取る陰毛はべっとりと濡れて肌にへばり付いている。
     ぷんと鼻をつく臭いは女に共通のものだ。ふだんなら顔をそむける臭い。生臭さ、酸化臭、尿や汗の籠った臭い。それがこの時は錯乱を呼んだ。赤く突き出たクリトリスに吸いついた。
    「ううう……」
    由里が花園に口を埋めたまま声を上げたのでバイブレーターとなって響いた。
    「由里!もうだめ!」
    由里の舌が高速に回転し、知恵子も腰のくびれにしがみついて淫口に埋没した。
    「イクゥ……」
    二人の体の振動が唸りながら合致した。


3  えり - 2017/08/11(Fri) 07:14 No.12943
    こういうのすき


4  まちこ - 2017/08/18(Fri) 06:13 No.12948
    なんか男っぽい感じのする文体だね。女の子は、こんな綿密な文章は描けない。最初から大胆な言葉で始まりそれで満足してゆく。


5  麻生 - 2017/08/18(Fri) 12:24 No.12949
    想像でも素敵ですね。
    私もこういうの好きです。


6  麻生 - 2017/08/19(Sat) 19:56 No.12951
    すみません、えりさん、こういうお話しもっとないんでしょうか?あったらよろしくお願いします。


7  えり - 2017/08/20(Sun) 07:48 No.12952
    麻生さん
    私は高校2年の夏から卒業まで毎週肌を合わせていた
    美樹がいました
    2年前に高校卒業20周年の同窓会で再会して
    お互いに子供が2人いて、住まいも近くそんなに不自由なく
    暮らしてるのがわかり、連絡先を交換しました
    2週間後くらいに渋谷でランチする約束して会いました
    お昼からワイン飲んじゃったせいもあったと思います
    東急本店そばのお店を出てラブホ街を通った時
    美樹が私の腕を引っ張ってホテルに入ってしまいました
    私も心の底で期待してたんだと思います
    お互い体型も肉付きも変わってましたけど
    女同士柔らかい肌がくっつく感触は最高でした

    あれから2年、月に2-3回子供達が学校に行ってる昼間
    どっちかの自宅で会ってます
    土日の昼間に長時間会える時は車でラブホに行く
    ようにもなりました
    夫が求めて来たら受け入れますがイケません
    美樹とはお互いに何回でもイケます
    双頭バイブやぺニスバンドも使うようになりましたけど
    正面から抱き締め会って一緒にイクのが最高に気持ちいいです
    やめられません


8  麻生 - 2017/08/20(Sun) 20:20 No.12953
    えりさん、ありがとうございます。
    やっぱりビアンだったんですね(嬉しい)

    私まだ経験ないんですけど、会社で気になるお姉さんがいます。いつか・・その人に・・って思いますけど。
    オナニーその人に抱かれることばっかりです(最近)
    わたし今22歳です。そのお姉さん40歳かな?
    自分でどうなっていくのか自分で気になりながら、何にもできないんですよね。・・(どうなんのかな?)

    女性同士・・・憧れます。


9  えり - 2017/08/21(Mon) 09:19 No.12955
    麻生さんは男性と、女性同士、経験はあるのかしら?


10  そら - 2017/08/26(Sat) 05:48 No.12960
    えりさん
    麻生さん
    赤裸々に体験談を聞かせて下さい
    楽しみにお待ちしています。笑顔

おなまえ
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